ロシア国営天然ガス会社ガスプロムは8月27日、モスクワ市と自動車燃料としての天然ガスの利用促進に関する合意書に署名した。公共機関の車両に天然ガス車を積極導入するほか、天然ガスの供給インフラおよび天然ガス車のメンテナンスセンターの整備などで協力する。
\ガスプロムのアレクセイ・ミラー社長は天然ガス車の普及促進について、「ロシア最大の都市であるモスクワで天然ガス車を大規模に活用することは、交通料金の引き下げや大気汚染物質の削減につながり、モスクワ市民の生活の質の改善に直接的な効果がある」と述べ、今回の合意の意義を説明する。
\両者は今後について、天然ガス供給インフラの近代化および新設、整備士やドライバーの育成などを計画している。
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