中・東欧、CIS諸国、ロシアに特化した情報誌

2013/9/4

CIS諸国

ウズベキスタン、医療システム近代化を推進

この記事の要約

ウズベキスタン政府は2015年までに医療システムの近代化に15億米ドルを投じる計画だ。今年は1億5,200万米ドルを投じて43の病院を新設するほか、101の病院の近代化を実施。医療技術製品の調達に4,050万ドルを投資す […]

ウズベキスタン政府は2015年までに医療システムの近代化に15億米ドルを投じる計画だ。今年は1億5,200万米ドルを投じて43の病院を新設するほか、101の病院の近代化を実施。医療技術製品の調達に4,050万ドルを投資する。

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ウズベキスタンの医療システム改革プロジェクトは、海外から多くの支援を受けている。世界銀行は3月、政府の医療サービス改善プロジェクトに9,300万米ドルの追加支援を提供すると表明。アラブ経済開発クウェート基金と韓国輸出入銀行はタシケントの心臓外科センターの近代化に3,500万ドルを、ドイツ復興金融公庫は地域小児医療センターに2,800万ドルをそれぞれ供与している。このほか、ナボイとジサクで腫瘍センターの建設が、16年までに1億ドルを投じて全国の結核治療センターの近代化が計画されている。

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ウズベキスタンでは医療機器や医療消耗品の生産が盛んでなく、需要の多くを輸入に頼っている。昨年の輸入額は1億2,560万ドルで、うち5分の1をドイツ製品が占めた。

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