ハンガリーの床材メーカー、グラボプラストは、西部タタバーニャの生産拠点でリサイクルプラントの稼働を開始した。タタバーニャとジェールの工場から出たポリ塩化ビニル(PVC)廃棄物をリサイクルする。
\リサイクルプラントの処理能力は年間1,000トン。PVCをリサイクルすることにより、製品の品質は維持しながら原料の使用量をグループ全体で6~8%削減することができる。プラントの建設費用は6億フォリント(200万ユーロ)で、うち2億3,500万フォリントはEUとハンガリー政府からの補助金で賄われた。
\グラボプラストはまた、PVC床材の新工場を建設するにあたって、政府から16億フォリントの補助を受けることが決定している。64億フォリントをかけてタタバーニャに建設される新工場では高級床材「ラグジャリー・ビニールタイル」を生産する。約100人を雇用し、2014年春から生産を開始する予定だ。
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