ハンガリー製薬大手エギスは2日、ハンガリー政府と戦略的パートナーシップ協定を締結したと発表した。また、医薬原体（API）の研究開発（R&D）拠点を開設したことも明らかにした。
\政府は、戦略的産業分野で重要な位置を占める企業との関係を強化するため協定を結んでいる。協定では、エギスのイノベーションとR&D活動を政府が支援することや、ハンガリー国内で生産した製品の輸出促進に向け努力することなどが謳われている。
\APIのR&Dセンターは46億フォリントをかけて建設された。同センターでは、主に腫瘍学の分野で先進的な治療において少量でも強力な生物学的作用を発揮する、いわゆるハイポテンシーAPIの研究開発を手がける。同センターには、開発した原体をスケールアップするためのパイロットプラントも併設されている。
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