ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が9日発表した同国の2013年11月の新車販売(乗用車・小型商用車)は23万1,982台となり、前年同月比で4%減少した。1-11月の累計は6%減の251万3,163台。
\ブランド別に見た11月の販売台数は、アフトワズの主力ブランド「ラーダ」が3万6,509台(19%減)で苦戦。一方、2位のルノーは3%増の1万7,721台、3位の起亜も16%増の1万7,399台を確保した。日本勢も好調で、トヨタが13%増の1万2,093台、日産が36%増の1万4,586台、三菱自動車は17%増の7,049台、マツダも38%増の3,654台に伸びた。
\AEB自動車製造業者委員会(AMC)のシュライバー会長はロシア自動車市場の動向について「減少のペースは鈍化しつつあるものの、依然として低迷傾向は続いている」と述べ、前年並みの水準への回復にはまだかかなり時間がかかるとの見方を示した。
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