ウィーンの高級食材店「マインル・アム・グラーベン」が18日、プラハ支店をオープンする。2005年にチェコ事業から撤退して以来、8年ぶりの店舗開設となる。
\プラハ支店の場所はヴァツラフ広場と共和国広場を結ぶナ・プジーコペ通りだ。「ナ・プジーコペ」の意味は「お堀沿い」で、偶然にも、ウィーン本店の名前「アム・グラーベン」と同じ。3階建ての建物を450万ユーロで改修し、売り場面積2,500平方メートルの店舗を整備した。本店と同じ豊富な品ぞろえで顧客を迎えるという。
\一度撤退したチェコに再進出した理由としてマインルでは◇高級食材を一括して扱う店舗がプラハにない◇ウィーンよりも観光客の比率が高い◇購買力のあるロシア人や米国人が住んでいる――などを挙げている。
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