ハンガリー中央統計局（KSH）が7月27日発表した2014年5ー7月期の失業率は7.8％で、前年同期から2.2ポイント低下した。8％を割り込んだのは08年9－11月期以降で初めて。失業者数は35万4,000人で9万2,000人減少した。
性別失業率は、男性が前年同期比2.29ポイント減の7.8％、女性は2.2％減の8.0％でいずれも大きく改善した。
年齢別では25～54歳の働き盛り世代の失業率が2.0ポイント減の7.0％。15～24歳の若年層は6.8ポイント減の21.0％となった。3－5月期に19.4％まで改善したが、再び上昇に転じている。55～64歳の高年齢層は6.3％で1.3ポイント低下した。
平均失業期間は18.7カ月で、失業期間が1年以上の長期失業者は全体の49.5％だった。7月末時点の求職者数は41万4,000人で、1年前に比べ16.7％減少した。
