独自動車部品大手シェフラーのハンガリー子会社FAGオートモーティブ・ハンガリーが、同国東部のデブレツェン工場を拡張する。シーヤールト外務貿易相がこのほど明らかにしたもので、120億フォリント(3,960万ユーロ)を投じて乗用車向け軸受け部品の生産設備と倉庫を増設する。投資額のうち7億2,200万フォリントは政府の助成で賄う。
FAGのピーター・ザボ社長は、拡張を通じて年産能力を2,000万ユニットから3,000万ユニットに引き上げるとともに、72人を新規雇用するとしている。
シェフラーは1999年にハンガリーに進出。デブレツェンのほかブダペストとソンバトヘイに拠点を持ち、全体で4,000人を雇用している。(1HUF=0.43JPY)