英自動車市場調査会社のJATOダイナミクスがまとめたハンガリーの3月の新車登録台数は7,877台となった。伸び率は前年同月比2%にとどまり、1月(同11%)、2月(18%)から大幅に縮小した。内訳は乗用車が6,305台、3.5トン以下の小型商用車は28%増の1,572台だった。全体の77%を法人向けが占めている。
ブランド別では、フォードが1,091台(市場シェア13.6%)で首位。以下、オペル(806台)、フォルクスワーゲン(VW)(724台)、シュコダ(696台)が上位を占めた。上位4ブランドの市場シェアの合計は41.5%となる。
ブランド別の乗用車登録台数ではオペルが708台で首位。以下、シュコダ(694台)、フォード(637台)などが続いた。
個人向けではトヨタの191台が最も多く、2位はダチア(186台)、3位はオペル(169台)、4位はスズキ(158台)だった。ブランド別トップのフォードは法人向けが全体の87%を占め、個人向けは13%にとどまった。同割合が最も高かったのはトヨタ(49%)だった。
モデル別ではシュコダ「オクタビア」(400台)が最も多く、2位はオペル「アストラ」(273台)、3位はフォード「フォーカス」(231台)だった。