仏自動車大手PSAプジョー・シトロエンは先ごろ、スロバキア西部のトルナバ工場で新モデルを生産する計画を明らかにした。現地日刊紙『プラウダ』によると、生産するのは小型のクロスオーバーモデル。走行100km当たりの燃費を3リットルに抑えたのが特徴で、来年のジュネーブモーターショー又はパリモーターショーで公開の予定だ。
スロバキア子会社のジラルドン最高経営責任者(CEO)によると、17年初めに新モデルの生産を開始し、年産30万台を目指す。生産ラインは既存のシトロエン「C3 ピカソ」と共有するものの、溶接用設備などの刷新に8,000万ユーロを投じるという。従業員を新規に雇用するかは明らかにしていない。