仏トタルのゴム製品生産子会社であるハッチンソンがセルビアに自動車部品工場を建設する。投資額は730万ユーロで、200人を雇用する計画だ。
進出先であるルマ市当局によると、ハッチンソンは近く西部工業団地に7.86ヘクタールの用地を取得する。来月初めに投資契約に調印し、工事に着手する。
ハッチンソンはパリに本拠を置き、シール部品やホースなどのゴム・プラスチック部品を手掛ける。製品は自動車産業のほか、航空宇宙産業などにも供給している。
世界23カ国に96の拠点を持ち、昨年は従業員3万5,000人で34億6,000万ユーロの売上高を達成した。