中・東欧、CIS諸国、ロシアに特化した情報誌

2015/11/11

CIS諸国

ベラルーシ、来年7月にデノミ実施

この記事の要約

ベラルーシが来年7月1日に、1万分の1のデノミを実施する。これに伴い発行される新ルーブル貨幣と現行貨幣(BYR)の交換比率は1対10,000となる。中央銀行の先ごろの発表によると、貨幣の計算単位を小さくして会計業務を簡易 […]

ベラルーシが来年7月1日に、1万分の1のデノミを実施する。これに伴い発行される新ルーブル貨幣と現行貨幣(BYR)の交換比率は1対10,000となる。中央銀行の先ごろの発表によると、貨幣の計算単位を小さくして会計業務を簡易化するほか、現金流通量を減らしてコストを削減する狙い。購買力や為替相場、インフレ率への影響はないという。

発行される紙幣の額面は5、10、20、50、100、200、500ルーブルの7種類、硬貨は1、2、5、10、20、50コペイカ(1ルーブル=100コペイカ)および1、2ルーブルの8種類。現行紙幣は来年末まで新貨幣と並行して使用できる。その後、2017年から19年末までは全銀行で、21年末までは中央銀行で両替が可能だ。手数料はかからない。これを過ぎると、決済手段としての価値が消滅する。

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