航空大手の独ルフトハンザ子会社で機体の保守整備を行うルフトハンザ・テクニックが、ハンガリー東部のデブレツェン国際空港に整備工場を設置する。同社幹部が先ごろ、ハンガリー国営MTI通信に明らかにした。ルフトハンザと協力関係にある同国の格安航空会社(LCC)ウィズ・エアーが同空港を新たな拠点とすることを予定しており、今回の動きはそれに合わせたものとなる。
ルフトハンザ・テクニックの関連会社ルフトハンザ・テクニック・メンテナンス・インターナショナルとルフトハンザ・テクニック・ブダペストはすでにウィズ・エアーとの間で、ハンガリー、ルーマニア及びスロバキアにおける機体の整備に関する契約を更新した。またルフトハンザは今年4月に独ミュンヘンとデブレツェンを結ぶ新たな路線の開設を予定している。
ルフトハンザ・テクニックはブダペストのリスト・フェレンツ国際空港で、ウィズ・エアーの他オーストリア航空、ノルウェー航空等に機体の保守整備サービスを提供してきた。