ポーランドのプラスチック・金属加工ボリシェヴ、新工場建設

ポーランドのプラスチック・金属加工大手ボリシェヴ（Boryszew）が北部ポモージェに新工場を建設する。投資額は約5,000万ズロチ（約1,150万ユーロ）で、2018年末までの完成を目指す。200人超を雇用する予定だ。

新工場は同市の経済特区内のトルン地区に建設し、部品製造子会社の生産拠点となる。2.6ヘクタールの敷地に生産棟、サービス、物流などの施設を備え、自動車・家電用のプラスチック射出形成および金属プレート加工部品を製造する。

ボリシェヴは10年に伊自動車部品大手マフロウのポーランド事業を取得したのに続き、11年に独プラスチック部品製造AKT、Wedoなどを買収し、国際事業展開を加速させている。15年1-9月期は売上高が前年同期比13.6％増の43億5,000万ズロチだったものの、純利益は同42.5％減の6,050万ズロチに落ち込んだ。（1PLN＝29.4JPY）