ポーランドCPI、12月はマイナス0.5%

ポーランド中央統計局は5日、2014年12月の消費者物価指数(CPI、速報値)は前年同月比で0.5%下落したと発表した。物価下落は18カ月連続。下げ幅は前月の0.6%から縮小した。

デフレが長期化している上、鈍化のスピードが市場予想を下回っていることで、アナリストの見方は分かれている。来月にはプラスに転じ、3月に中央銀行が政策金利を引き上げるという意見がある一方、昨年初めのように原油が値上がりしなければインフレにならず、間接税を中心に税収が伸びなやむと見る向きもある。

同国の現行の政策金利は史上最低の1.5%。

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