チェコ雇用庁が11日発表した12月の失業率は6.2%となり、前月の5.9%から0.3ポイント悪化した。前年同月比では1.3ポイントの低下。12月末時点の求職者数は45万3,118人で、前月末から約2万2,000人増加した。雇用庁によると、同月の失業者数の増加は例年通りで、季節雇用の契約終了が大きい。
一方、年度替わりに向けて企業が採用を手控えたため、同月の求人数は前月から2,504件減少して10万2,545件となった。前年同月からは4万3,800件増加している。
地域別で最も失業率が低かったのはプラハ市の4.2%。最も高かったのは北西部ウースチー県の8.9%だった。