自動車表面加工ケンヴェード、増産完了

自動車産業向け表面処理加工を手がけるハンガリーのケンヴェード(Kenved)は12日、北西部ジュール工場の増産プロジェクトが完了したと発表した。3本の生産ラインを統合して自動化し、生産能力を倍増させた。投資額3億7,600万フォリント(約118万ユーロ)のうち、40%弱を欧州連合(EU)からの助成でまかなった。

生産能力の増強により、売上高は今年、前年比30%増の2億フォリントに拡大する見通し。同社はまた、今年中に新たな生産拠点を150万ユーロで買収する計画だ。

ケンヴェードは1994年創業の同族会社。昨年の売上高は12億フォリントだった。(1HUF=0.40JPY)

上部へスクロール