チェコのシュコダ自動車が12日発表した2015年の販売台数は105万5,500台で、前年から1.8％増加した。12月の販売台数は前年同月比5.7％増の8万6,600台となり、2年連続で12月の最高記録を更新した。
昨年の販売台数を地域別にみると、西欧は前年比4.3％増の43万900台で、うちドイツでは6.2％増の15万8,700台を売り上げた。イタリア、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、アイルランドでは上げ幅が10％を超えた。
東欧ではロシアでの販売台数が2万9,400台減少し、5万5,000台に落ち込んだものの、シェアは0.1ポイント上昇の3.7％に拡大した。ロシアを除く東欧地域でも3万4,700台から3万2,700台に減少したが、シェアは6.6％から7.5％に上昇した。ルーマニア、セルビア、ブルガリアでは10％以上増加した。
本国チェコの販売台数は前年比21.1％増の8万5,000台。他の中欧諸国は14.8％増の17万2,100台だった。スロバキア、スロヴェニアでも前年を10％上回った。中欧での市場シェアは0.9ポイント上昇し20.9％となった。
中国での販売台数は前年並みの28万1,700台だった。トルコでは前年比58.4％増の2万2,200台、インドでは前年並みの1万5,800台だった。