ハンガリー鉱工業生産、11月は7%増

ハンガリー中央統計局(KSH)が13日発表した2015年11月の鉱工業生産高(確報値、稼働日調整済み)は前年同月比7%増となり、上げ幅は10月の12.7%から5.7ポイント縮小した。前月比(稼働日、季節調整済み)では1.4%の増加。1-11月期は前年同期比で7.3%増加した。

分野別では製造業が10.3%、エネルギーが7.2%それぞれ増加した一方、鉱山・採石業は30%の大幅減となった。

製造業では13部門のうち12部門で伸びた。同業生産高の3割を占める輸送機器(自動車含む)が15.1%増だったほか、ゴム・プラスチック・非金属鉱物が19%増、基礎金属・金属加工品が14.5%増、コンピュータ・電子・光学機器が8.5%増、機械・設備が5.4%増と好調だった。唯一減少したのはコークス・石油精製品(11.2%減)だった。