旅客車両用内装部品を生産するハンガリーのヤールミューセレルヴェーニュト・ギャールトー(Jarmuszerelvenyt Gyarto)は東部のティサヴァシュヴァーリにある工場を拡張する。投資額は4億フォリント(約127万ユーロ)。完工予定は今年6月で、拡張後は従業員を90人まで増員する計画だ。ヨージェフ・フォルガーチ最高経営責任者(CEO)が先ごろ、国営MTI通信に対し明らかにした。
同社は窓、ドア、荷物棚などの鉄道車両用部品及び内装部品を手がける。製品の90%が輸出向けで、欧州各国を始め北アフリカや中国などに出荷している。昨年の売上高は35億フォリントで、そのうち同工場は8億フォリントだった。(1HUF=0.41JPY)