ロシア、2015年自動車生産は28%減

ロシア統計局(ロススタット)が25日発表した2015年の乗用車生産台数は前年比27.7%減の120万台と大きく落ち込んだ。通貨ルーブル安に伴う輸入部品価格の高騰や、景気低迷を受けた自動車需要の後退が響いた。12月は前年同月比で38.9%減少した。

特に商用車が不振だった。生産台数は前年比14.7%減の13万1,000台で、そのうちバスは17%減の3万6,700台だった。

欧州ビジネス協会(AEB)が先月発表した同国の15年の新車販売台数は160万台で、前年比で35.7%減少した。

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