GE、チェコの航空機エンジン生産を増強

米ゼネラル・エレクトリック(GE)傘下の航空機エンジン製造会社、GEアビエーションがチェコの生産能力を増強する。同社が政府と交わした基本合意書(MOU)によると、投資額は約100億コルナ(約3億7,000万ユーロ)で、生産棟や研究開発施設を新設する。完工予定の2020年までに最大900人を新規雇用する計画だ。現地紙『ホスポダールスケ・ノビニー』が先ごろ報じた。

建設予定地は同社がターボプロップエンジンを生産するプラハ近郊の工場近辺が検討されている。GEのライス副社長は「我々はチェコの人的資本を常に高く評価している」と述べ、今後も同国事業を強化する考えを示した。

GEアビエーションはプラハ工場で400人を雇用し、プロペラエンジンの「H75」や「H80」の設計と生産を手がけている。(1CZK=4.71JPY)

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