ハンガリー中央統計局が2月26日発表した2015年11月-2016年1月期の失業率は6.2%で、前年同期から1.2ポイント低下した。失業者数は5万1,000人減の27万9,000人。
15歳から24歳までの若年層の失業率は14.2%で、前年同期から4.7ポイント低下した。25歳から54歳までの年齢層は0.9ポイント減の5.6%だった。
失業期間は平均19.2カ月で、1年以上仕事を探している長期失業者の割合は全失業者の50.2%に上った。
また国家雇用サービスが発表した昨年12月末時点の登録失業者数は35万9,000人で、前年末に比べ13%減少した。
専門家は、公式統計は同国の海外労働者や政府の雇用プログラムの参加者を含んでいるため実際の失業率は公式統計よりも高いはずだとしている。