シーメンス、ボスニアの風力発電パークを整備

ボスニア・ヘルツェゴビナのエネルギー企業エレクトロプリヴレーダHZ HB(EPHZHB)は先ごろ、独シーメンスを中心とした企業コンソーシアムと風力発電パークの建設契約を締結したと発表した。南西部のトミスラフグラドに22基以上の発電タービンを設置し、計51メガワットを発電する。投資額は7,190万ユーロで、2017年末の完成を予定する。

新発電パークの名称はVEメシホヴィナ。EPHZHBは同施設から送電を行うため西部のゴルニイ・ブリスニクに430万ユーロをかけて20/110キロボルト(kV)の変電所を設置する。

企業コンソーシアムはシーメンスのほか、スイスのエンジニアリング大手ABBのクロアチア子会社ABBフルヴァツカ及び電気設備工事を行うクロアチア企業エレクトロセンタル・ペテクからなる。

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