チェコのシュコダ自動車は11日、2016年1-3月期の販売が27万6,600台となり、前年同期に比べ4.3%増加したと発表した。3月も前年同月比4.2%増の10万6,300台と好調。3月、1-3月期とも過去最高の販売台数を記録した。中核市場の欧州と中国での販売好調が貢献した。特に中型車「スペルブ」がけん引役となった。
1-3月期の販売を地域別にみると、西欧は8.5%増の11万5,000台で、主力のドイツは7.8%増の3万8,900台だった。
中欧は6.8%増の4万6,100台で、本国チェコは8.3%増の2万1,900台だった。
ロシアを除いた東欧は6.8%増の7,400台だった。ロシアは18.3%減の1万2,500台と落ち込んだものの、3月単月では4.3%増の4,800台だった。
中国は5.2%増の7万5,400台を売り上げた。
車種別ではスペルブが69.8%増と大幅に伸び、小型車「ファビア」は28.5%増、コンパクトSUV「イェティ」は16.9%増と好調だった。