独自動車大手ダイムラーは先ごろ、ルーマニア中部のセベシュで自動変速機の製造を開始したことを明らかにした。現地子会社のスター・アセンブリーを通じ、3億ユーロを投じて建設した新施設で9段自動変速機「9G-TRONIC」を製造する。これに伴い1,000人の雇用が創出される見通し。
スター・アセンブリーは2013年の設立。ダイムラーは同社の他、01年にスター・トランスミッションを設立し、中部のクギルでエンジン、トランスミッション及びステアリング用部品を製造している。両社を合わせた従業員数は1,800人。