ハンガリーの自動車部品メーカー、FHLビョルン(FHL Bjorn)は11日、北中部のモールにある工場の拡張工事を開始したと発表した。設備拡張で生産能力を強化し、売上の大幅な増加を目指す。投資額は9億5,000万フォリント(約305万ユーロ)で、そのうち4億2,700万フォリントは欧州連合(EU)の助成で賄う。
従業員数は現在の220人から最大40人ほど増やす。生産能力増強により、売上が昨年の62億フォリントから2017年には最大75億フォリントまで20%程増加する見通しだ。
1996年に設立された同社は自動車エンジンのラジエーター関連部品を製造しており、フォルクスワーゲン(VW)、アウディ、スズキなどに供給している。(1HUF=0.40JPY)