ハンガリー中央統計局(KSH)が先ごろ発表した2月の鉱工業生産高(確報値、稼働日調整済み)は前年同月比1.8%増となり、上げ幅は1月の2.2%から0.4ポイント縮小した。前月比でも0.8%の増加にとどまった。
分野別では製造業が7.5%増加した一方、エネルギーが4.4%、鉱山・採石業は30%減少した。
製造業では13部門のうち10部門で伸びた。同業生産高の3割を占める輸送機器(自動車含む)は4.8%増加したほか、コンピューター・電子・光学機器が19.6%増、ゴム・プラスチック・非金属鉱物が12.1%増、基礎金属・金属加工品が11.9%増と好調だった。一方、機械・設備は5.8%、化学品・化学製品は2.2%減少した。