ティッセンクルップ、ハンガリー工場に着工

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップは先ごろ、ハンガリーで自動車部品工場の起工式を行った。ハンガリー投資振興公社(HIPA)が明らかにした。

新工場の建設地はハンガリー中部のヤースフェーニーサール。投資規模は約300億フォリントで、シリンダヘッドカバーとカムシャフトを一体化したモジュール部品や電子操舵システムを生産するという。この投資に伴い、新たに500人の雇用が創出される見通し。

HIPAによると、ティッセンクルップはハンガリーを長期投資戦略における重要な拠点と考えており、他にも複数のプロジェクトを検討しているという。

上部へスクロール