ポーランド、17年ハノーバーメッセのパートナー国に

ドイツ最大の国際産業技術見本市であるハノーバーメッセの2017年パートナー国にポーランドが選ばれた。ポーランドのホラージ経済開発副大臣と同見本市の主催者であるドイツメッセのケックラー取締役が4月26日、提携国契約に調印した。

ドイツメッセによると、ポーランドがパートナーに選ばれたのは、◇同国の経済成長が何年にもわたり勢いを保ち安定的である◇欧州連合(EU)加盟国の中で国内総生産(GDP)が7番目に大きく、外国直接投資も活発◇貿易も好調で、昨年の貿易額は前年比8%増の3,540億ユーロに上る――ことが理由だ。

国際見本市では世界中の関心を惹くことが予想される。ホラージ経済開発副大臣は、17年のパートナー国として「ポーランド経済の多様性と勢い、刷新力を披露し、国際関係を広げたい」と意欲を表明した。今年の同見本市には約80のポーランド企業が出展し、宇宙研究、電気・オートメーション技術、ロボット技術などの革新的ソリューションや開発の成果を披露している。

ハノーバーメッセは産業用機械・部品からロボット、電機、エネルギーなど多様な分野の技術を展示する。15年は世界70カ国・地域から6,500社が出展。約22万名が来場し、活発な商談が行われた。

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