ベラルーシ、イランでのベルアズ・ダンプカー生産を検討

ベラルーシがイランで大型輸送機器大手ベルアズ(BelAZ)のダンプカーを組立生産するプロジェクトを検討している。ミンスクで4日開かれたベラルーシ・イラン経済協力合同委員会の会合後にベラルーシのヴォフク産業相が明らかにしたもので、市場の需要を見極めたうえで最終決定する見通しだ。イランでは、すでにミンスク自動車工場(MAZ)のトラックおよびダンプカーが現地生産され、バスの生産も計画されている。

イランとベラルーシは2010年に経済協力文書に調印した。今回の合同委員会では、両国の提携強化に向けた2016/17年計画で合意。機械、化学、製薬など製造業を含む多岐の分野で協力を深める方針だ。

また、両国間取引の拡大も目指す。昨年の貿易高は7,020万米ドル、今年1-3月期は640万ドルだった。

なお、両国は標準化・認証分野でも協力する方針で、2カ年作業計画でも合意した。

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