PKNオルレン、アラムコから原油を調達

ポーランド石油大手のPKNオルレンは9日、サウジアラビアの同業アラムコから月20万トン強の原油を調達すると発表した。期間は今月から年末までで、解約しなければ契約が1年ずつ自動延長される。オルレンが中東諸国から長期契約の形で原油を購入するのはこれが初めて。調達先の多様化が目的だ。

価格は市場慣行にのっとり、ブレント加重平均価格(BWAVE)に基づき算出される。

オルレンは年初以来、アラムコからスポット契約の形で6回、原油を調達し、長期契約の可能性を探ってきた。

上部へスクロール