後発医薬品世界最大手のテバ・ファーマシューティカルズ(イスラエル)のクロアチア子会社プリバ(Pliva)は先ごろ、首都ザグレブ近郊に化学合成医薬品の新生産施設を開所した。投資額は5億クーナ(約6,600万ユーロ)。生産品の95%が輸出向けとなる。
新施設はスロベニアとの国境沿いにあるサブスキ・マロに位置する。具体的な生産能力は明らかにされていない。
プリバは1921年創業。南東欧最大の製薬会社で、抗生物質のアジスロマイシンを開発したことで知られる。従業員数は約1,700人。南東欧のほかロシア、米国に販路を持つ。テバには2008年に買収された。(1HRK=16.22JPY)