ハンガリー中央統計局(KSH)が10日発表した4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で0.2%上昇し、前月のマイナス0.2%からプラスに転じた。市場は0.1%のマイナスを予測していた。インフレ率の上昇は3カ月ぶり。
品目別ではアルコール飲料・タバコが2.3%、サービスが1.6%、耐久消費財が1.0%、食料品が0.9%、衣料品・靴が0.3%の幅で上昇した。一方、自動車用燃料を含むその他の製品は3.8%、燃料・電力は0.1%下落した。
価格変動の激しい食品と燃料価格を除いた基礎インフレ率(季節調整済み)は1.4%で、前月から0.1ポイント拡大した。