ハンガリーEV普及目標、2020年までに5万台

ハンガリーのヴァルガ経済相は先ごろ、2020年までに国内の電気自動車(EV)の登録台数を現在の600台から5万台に拡大する計画を明らかにした。EV生産に関連する研究開発(R&D)を支援し、世界市場における地位の確立を視野に入れる。

中央行政・電子公共サービス庁(KEKKH)によると、昨秋にEVおよびハイブリッド車(HV)向けに導入した「グリーン・ナンバープレート」の取得車両は591台に上る。これらの自動車は、自治体により駐車料金が免除されるほか、無料充電や自動車税免除といった特典が受けられる。

国内の充電スタンド数は現在100基強だが、経済省は今年150基の新設を計画している。実現に向けて今年2月には駐車場運営者に対し、充電スタンドの設置を義務付ける政令を発布した。

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