鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップがポーランド北部グダニスクで運営するシェアードサービス・センター(SSC)を拡張する。3年以内に600人弱を増員する計画の一環で、80人から成る新チームの労働環境を整える。
グダニスク市経済発展公社(InvestGDA)によると、新チームはシステム・ソフト管理、SAPソフト、ITインフラ、ITプロセス・プロジェクトチームサポートなどの専門家が参加する。入居しているオフィスビルのフロアを増やして対応する。
グダニスクSSCのボーラ所長によると、ティッセンクルップには他のSSCもあるが、雇用規模からみてもグダニスクが重点対象の一つとなる。従業員数は今後3年以内に現在の100人強から700人に増加する予定という。