デンマークを経由してポーランドとノルウェーを結ぶ天然ガスパイプライン「バルティック・パイプ」計画にデンマークが強い関心を示している。国営送ガス会社のエナジーネット(Energinet.dk)はこのほど、ガス供給の「多様化・安定化に貢献し、コスト削減にも役立つ」と期待感を明らかにした。
バルティック・パイプ計画は、エナジーネットとポーランドの送ガス公社ガスシステムおよび石油・ガス採掘公社(PGNiG)が共同で進めている。現在、欧州連合(EU)の助成を受けた事業化調査が行われており、年末までにその結果が出る予定だ。