米電機大手エマソンはこのほど、ルーマニア西部オラデアの工業団地に同国2番目の生産拠点を開設した。新工場の敷地面積は1万6,500万平方メートル。当初は250人を雇用し、長期的には2,500人まで増員する。投資額は2,500万ユーロ。
同社は北西部のクルジュ・ナポカに工場を持つが、生産能力が限界に達したため2012年にオラデアでの新工場建設を決定していた。
エマソンは米国ミズーリ州セントルイスに本拠を置き、プロセスマネジメントやオートメーション技術の開発を行っている。エネルギー供給から環境関連技術、建物管理など広い分野をカバーしている。