カヤバ工業がチェコ中部のパルドゥビツェに試験用施設を開設する。今後2~3年をかけて建設し、完成後は隣接する工場で生産するショックアブソーバーの検査を行う予定だ。現地の複数のメディアが先ごろ報じた。
パルドゥビツェ工場は2006年に操業を開始し、ショックアブソーバーを年間600万個生産している。現在の従業員数は800人。
同工場では主に小型車用のショックアブソーバーを生産し、日産自動車の英国及びロシア工場やトヨタのフランス工場、チェコのトヨタ・プジョーシトロエン・オートモビル・チェコ(TPCA)、仏ルノー、独ダイムラーなどに供給している。
カヤバ工業はまた、パルドゥビツェに近いフルティムの工場でショックアブソーバー用の新型スプリングを製造している。