ハンガリーのネット小売高、17%増の3,190億フォリントに

ハンガリーの昨年の電子商取引高(小売、サービスを除く)は前年比17%増の3,190億フォリント(約10億2,000万ユーロ)に達し、同国小売売上高に占める比率は0.4ポイント増の4.1%に上昇した。電子商取引事業者は今後3年、市場拡大が続くと見込んでいる。

地元調査会社イーネット・リサーチが13日発表したリポートによると、客単価は前年の1万フォリントから1万1,400フォリントに上昇した。支払い方法では代金引換が最も広く利用されている。配達方法では宅配便が42%で最も多く、次が店舗受取だった。

ネットユーザーのうち、国内のネットショップを利用した人は前年比4ポイント増の85%だった。国外ショップの利用も広まっており、利用比率は35%と14ポイントも増加した。

ハンガリーの電子商取引事業者は、今後はモバイル端末からの注文が増えるとみて、向こう3年間は売上拡大が続くと予測している。

調査は今年5月、ネットショップを対象に行われた。(1HUF=0.38JPY)