照明製品などの製造を手がける中国の上海飛楽音響(Felio Acoustics)がハンガリーで展開する合弁会社イネサ(INESA)は21日、ブダペストの北に隣接するドゥナケシに建設した新物流施設の開所式を行った。投資額は600万ユーロで、フェリオの欧州物流拠点として整備する。
フェリオは昨年末にドゥナケシを中東欧の生産拠点とする戦略を打ち出しており、17年には生産を開始する計画だ。従業員数は現在17人で、来年は約60人まで増やす。
イネサは2015年、フェリオとハンガリーの個人投資家による合弁会社としてドゥナケシに設立された。フェリオが701%を出資する。