ポーランド、小規模企業の法人税率15%に引き下げ

ポーランド政府はこのほど、小規模企業の減税を内容とする法人税制改正法案を閣議決定した。与党「法と正義(PiS)」の選挙公約を実行に移すもので、来年1月に施行する予定だ。

付加価値税を含む年間売上高が120万ユーロ(528万ズロチ)以下の企業について、税率を19%から15%に軽減する。また、新企業も初年度に限り15%を適用する。政府によると、国内法人の90%に当たる約40万社が軽減税率の対象となる。

減税による歳入減は2億7,000万ズロチとなる見通し。政府は徴税強化で相殺できるとみている。(1PLN=25.79JPY)

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