エストニアの航空整備会社がオンラインストアを立ち上げ

エストニアの航空機整備会社マグネティック（Magnetic）はこのほど、オンラインストア「enginestand24.com」を立ち上げ、航空機エンジンスタンドの販売およびリースサービスを開始すると発表した。24時間体制で顧客の要望に迅速に対応できるようにする。

エンジンスタンドとクレードル（台車）は多様なモデルを用意し、ボーイングやエアバスの旅客機に数多く搭載されている「CFM56」をはじめ一般的なエンジンタイプ全てに対応する。欧州向けには首都タリンとアイルランドの物流拠点から、米国とアジアでは提携会社を通して商品を提供する。

マグネティックは2002年にSASスカンジナビア航空のサービス子会社として設立された。10年に株式未公開企業への投資を手掛けるバルトキャップ（Baltcap）に買収された後、14年にはキプロスに拠点を置く2社が資本参加し、約3分の1の株式を保有している。15年の売上高は前年の2倍の3,600万ユーロに上った。