ベラルーシ製HVトロリーバス、モスクワでテスト運転

モスクワの公共交通会社モスゴルトランス(Mosgortrans)が、ベラルーシの電動車両メーカー、ベルコムンマッシュ(Belkommunmash)が開発したトロリーバスの運行テストを行っている。ディーゼルエンジンを搭載したハイブリッド(HV)タイプのトロリーバスで、最高時速は60キロメートル。年末までテストを行う予定だ。

同トロリーバスは全長18メートル超の低床タイプで、座席数は38席。150人超の乗客を輸送できる。現在、モスクワ中心部と市東北部のブーデンノゴを結ぶ路線T25に投入され、中心部の数区間をディーゼルエンジン駆動に切り替えて走行している。

ベルコムンマッシュはトロリーバスや路面電車の製造大手。同社のトロリーバスは国内7都市に加え、ロシア、ウクライナ、カザフスタン、キルギスタン、モルドバ、ラトビア、モンゴル、セルビア、アルゼンチン、コロンビアの40以上の都市で導入されている。

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