チェコ統計局(CSU)が12日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で0.1%の上昇にとどまり、上げ幅は前月から横ばいとなった。
品目別でみると、食品・非アルコール飲料が3.1%下落したほか、運輸も2.3%低下。家具什器・修繕は0.4%、郵便・通信は0.1%の幅で低下した。一方、アルコール・たばこが3.9%、医療が2.7%、衣料品・靴が1.5%、娯楽・文化が1.4%、教育とホテル・レストランがどちらも1.1%、その他の財・サービスが1.0%、住居・水道・エネルギー・燃料が0.3%の幅で上昇した。
同国の今年のインフレ率は1月の0.6%から2月は0.5%、3月は0.3%に低下したものの、4月は0.6%の上昇。5月には一転して0.1%に低下していた。過去12カ月の平均インフレ率は0.3%。