ブルガリア国家統計局(NSI)が12日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比でマイナス1.3%となり、前月のマイナス2.0%から上昇したものの、インフレ率のマイナスは5カ月連続となった。
最も価格が下がったのは運輸で9.8%のマイナスとなった。構成比重の大きい食品・ノンアルコール飲料も0.6%下落。通信(4.6%)、余暇・文化(1.1%)も値下がりした。
一方で教育は2.5%、アルコール飲料・たばこは2.1%、外食・宿泊は1.4%、医療は0.3%それぞれ上昇した。
同国のインフレ率は今年1月に0%となり、3カ月連続のマイナスから脱したが、その後再びマイナスに転じ、4月にマイナス2.2%まで低下した。