ラトビア乳製品メーカーのBDB、3年間で1,800万ユーロを投資

ラトビアの乳製品メーカー、バルティック・デイリー・ボード(BDB)が向こう3年で総額1,800万ユーロを生産強化に投じる計画だ。南部バウスカ工場の牛乳(乳清)加工能力を1日1,000トンまで引き上げるとともに、乳・乳清タンパクをベースとした新製品の生産を目指す。また、ラトビア、リトアニア、エストニアにおける牛乳・乳清の新しい調達先を開拓する。

BDBは3年前、支払不能に陥った乳製品メーカーのバウスカスを、エルガワに本拠を置く企業シギロ(Sigilo)が買収して設立した。新生産ラインを整備し、昨年は906万ユーロの売上高を計上したものの、最終損益は55万2,827ユーロの赤字だった。

主要株主は実業家のカスパルス・カザクス氏とイロナ・カザカ氏で、それぞれ50%、20%を握る。

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