車部品の印JBM、ソラリスと合弁で電気バス生産

インドの自動車部品メーカー、JBMオートは20日、ポーランドのバス製造大手ソラリスと合弁で電気バスを製造すると発表した。ソラリスが電気バスの技術を提供。JBMはデザインやマーケティングのノウハウを持ち寄る。投資額は30億ルピー(約4,100万ユーロ)。ウッタル・プラデーシュ州コシの工場で2017年第1四半期に生産を開始する。

2月にニューデリーで開かれたモーターショー(オート・エキスポ)で公開した試作車をベースに「ECOLIFE」というブランド名のバスを生産する。リチウムイオン電池を搭載。1回の充電で最大200km走行できる。全長9メートルと12メートルの2タイプを生産する。

電気バスの製造は同国の製造業振興に向けた「メイク・イン・インディア」構想に沿ったもの。JBMのニシャント・アーリア取締役は、「今回の合弁事業は2030年までに国内の自動車をすべて電気自動車(EV)にするという政府目標に合致している」と述べた。(1INR=1.58JPY)

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