ハンガリー鉱工業生産、5月は4.2%増

ハンガリー中央統計局(KSH)が先ごろ発表した5月の鉱工業生産高(確報値、稼働日調整済み)は前年同月比で4.2%増加し、2カ月連続でプラスとなったものの、上げ幅は前月の5.3%から1.1ポイント縮小した。

分野別でみると、構成比重の大きい製造業が9.7%増加したほか、エネルギーも11.2%伸びた。一方、鉱山・採石業は24.0%減少した。

製造業では13部門のうち12部門で拡大した。同業生産高の3割を占める輸送機器(自動車含む)が6.9%増加したほか、コンピューター・電子・光学製品が17.2%増と大幅に拡大。基礎金属・金属加工品(16.9%増)、ゴム・プラスチック・非金属鉱物(10.8%増)、機械・設備(12.0.%増)も伸びた。唯一減少したのは衣料品(0.2%減)だった。

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