ベラルーシ、IT分野で日本からの投資に期待

国会議員の有志で組織する日本ベラルーシ友好議員連盟が19日、ベラルーシを訪問し、同国のグミンスキー下院副議長らと会合を行った。出席した佐田玄一郎同議員連盟会長は同国政府の情報技術(IT)分野振興に向けた取り組みを評価し、日本からの投資を促すための今後の協力に期待を示した。

国営ベルタ通信によると、佐田会長ら一行はネット通販大手の楽天が関係するハイテクパークを訪問した。同会長は、「多くの有名企業がベラルーシで効果的にビジネスを行っている。日本の議員も双方の利益のためそうした企業の数を増やすことに関心を持っている」と述べた。ベラルーシでは楽天が2014年に無料通話アプリ大手バイバーを買収し、三木谷会長が同国を訪問するなどIT分野での関係が深まっている。

同議員連盟の一行はまた、原子力安全に関する意見交換のためベラルーシの関係者と会合を行った。今月末には福島の子供たちがベラルーシを訪問し、現地の子供たちと交流することが予定されている。

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